前編・中編のつづき。
ウィンダスミッションの後日談クエです。妄想です。
非実在の人物・団体とは一切関係ありません。
《前回までのあらすじ》
Moreno-Toeno:・・・ダメね、やり直し!
===Area : ウィンダス港 ===
Hakkuru-Rinkuru : ・・・で? なになに?
それで、うちの院長のところにお願いに来た・・・?
Kuroido-Moido : 院長なら、もう、ずいぶん前から
天の塔にお籠りですよ。
五院長会議が終わらないとのことで。
Hakkuru-Rinkuru : ええ~?
ま〜だ終わってなかったの?
一昨日も朝から晩まで付き合わされたって
怒ってたばっかじゃん。
Kuroido-Moido : しょうがないですよ。
耳の院の運営問題が、解決する見通しがないですから・・・。
Kuroido-Moido : ・・・まぁとにかく、
そのような事情ですから、我らが院長のご機嫌は
それはそれは傾いていらっしゃいます。
あなたの希望を叶えるのは今は難しいと思いますよ。
Hakkuru-Rinkuru : そっかなぁ?
機嫌が良かろうが悪かろうが、
あの人の態度は変わらないと思うけど・・・・・・。
Ajido-Marujido : 俺がなんだって?
Hakkuru-Rinkuru : ウギャタ!院長!
Kuroido-Moido : お帰りなさいませ。
会議は滞りなく終わりましたか?
Ajido-Marujido:フン、これが清々しく戻ってきた顔に見えるのか?
終わるどころか滞りすぎてため息も出ないな。
一時間の休憩の後また集合だとさ。
まったく、招集状に星紋章さえなけりゃ
破り捨ててやりたいくらいだ。
Ajido-Marujido:・・・で?
おまえは何をしてるんだ?
こんなところで油を売って暢気に世間話とは
冒険者ってのは随分といいご身分なんだな。
それとも持て余した暇な油を
哀れな俺にも売りつけてやろうって魂胆か?
Ajido-Marujido:・・・ああ?
なんだって? その手紙を俺に書けだって?
冗談じゃない。
ただでさえ耳の院のおかげで大迷惑被ってるっていうのに
なんで俺が奴らの尻拭いのために
馬鹿げたお遊戯に手を貸してやらなきゃならないんだ。
Ajido-Marujido:勝手にしろよ。
自分たちで始めたことなんだから、
自分たちで責任持って始末をつけるのが当然だろ。
Hakkuru-Rinkuru:でもそしたら、
コルモル博士の復帰はまだまだ先になるんだろうなぁ。
Kuroido-Moido:五院長会議の召集は
当分止みそうもありませんね・・・。
Ajido-Marujido:・・・・・・。
Kuroido-Moido:いっ、いえ!
私は協力すべきなどとは言っていませんよ。
元はといえばハックルリンクルが・・・。
Hakkuru-Rinkuru : なっ、何言ってんのクロイドモイド!
ウワーン、院長、誤解です!
今回僕は何も悪いことしてませ〜ん!
Ajido-Marujido:・・・・・・。
Ajido-Marujido:・・・・・・・貸せ。
Ajido-Marujido:おい、おまえだ。
その便箋をこっちによこせと言ってるんだ。
Ajido-Marujido:・・・書いたぞ。ほら、これでいいんだろ。
だいじなもの:
7枚目の恋文を手に入れた。
《player》は だいじなもの:7枚目の恋文 をじっと見つめた。 Ajido-Marujido :・・・なんだ?何か文句があるのか?
《player》は Ajido-Marujidoの顔をじっと見つめた。
Ajido-Marujido:言っておくが、間違っても俺の感性じゃないぞ。
コルモル博士の趣味に合わせてやったんだ。
《player》は Ajido-Marujidoの顔をじっと見つめた。
Ajido-Marujido:おい、文句があるなら返せよ。
それとも今すぐ俺が燃やしてやろうか?
《player》は 首を横に振った。
Ajido-Marujido:だったらさっさとそれを持って消えろ。
いいか、俺が書いてやったことは誰にも言うんじゃないぞ!
わかってるだろうな?
7枚目の恋文
可愛らしい小さな丸い文字で書かれた恋文。その内容は
え っ
・・・・・・・これは・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・ちょっと・・・
言葉にできない。
*****
Koru-Moru : フッフッフ、ずいぶんと焦らされてしまったが、
とうとう届いたのだ!
しかも、しかもこれほどまでに情熱的な手紙が届いたのだ!
これでワシは、ますますモジジちゃんと・・・
ムフフフ・・・・・。
******
===Area : ウィンダス水の区===
Moreno-Toeno:ああ、あなた!
先日はありがとうございました。
おかげでコルモル博士のやる気も復活し、
魔法学校もなんとか日常を取り戻すことができました。
Moreno-Toeno:ただ、あの手紙以来
コルモル博士のなかのモジジちゃん像が
かつてないほど可憐で純粋で健気な少女になってしまったようで、
我々では期待に応える代筆が難しいレベルなのです。
Moreno-Toeno:いかがでしょう、前回と同じ方に
また手紙を書いてもらえるよう頼んできてくれませんか?
はい
>いいえ
Moreno-Toeno:そんなことを言わずに、
また頼まれてくれませんか?
はい
>いやだ
Moreno-Toeno:そんなことを言わずに、
また頼まれてくれませんか?
はい
>あなたは私に死ねと言うのか
Moreno-Toeno:・・・そんなに頼みにくい相手なんですか?
一体誰に頼んだのか教えてくれませんか?
あなたは私に死ねと言うのか
>もう死ぬ、お前を殺して俺も死ぬ
Moreno-Toeno:・・・・・わかりました。
そこまでおっしゃるならこの件は諦めましょう。
そうだ、遅くなってしまいましたがこれはお礼です。
ありがとうございました。
ひみつレターセットを手に入れた。
ひみつレターセット
ガーリーな装飾が散りばめられたパステルカラーの便箋と封筒。
大切な相手に想いを伝えたい時に使える、かもしれない。
調度品の一種。
(モーグリの応援:恋愛運アップ)
Tauwawa:コルモル博士が復帰してくださって
本当に良かったですよ。
それもすべてあの手紙のおかげです。
よほどうれしかったとみえて、
コルモル博士は肌身離さず持ち歩いて
暇さえあれば頬ずりしてるほどなんですよ。
******
(Koru-Moru) うう・・・・何か用か?
ワシは今、モジジちゃんとお弁当の食べさせあいっこを・・・。
(Ajido-Marujido) これはまた・・・偶然だな、コルモル博士。
できれば別行動をしたいんだが・・・・・。
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