パリのスタバは、注文の際に名前を聞かれます。
「ご注文はなにになさいますか?」
「キャラメルマキアートで。」
「キャラメルマキアートひとつ。以上ですね。
ではあなたのファーストネームは?」
「は?」
「あ、すみません。
ご注文の品ができましたらお名前でお呼びしますので」
「えっと・・・じゃぁ、ダニエルとでも」
「ダニエルさん?ほんとにそれでいいんですね?」
とか会話してた前の英語系外人さん。注文したドリンクのカップには油性ペンで「ダニエル」とばっちり書かれます。米英あたりでは普通に品名で呼ぶのかしら。「アイスチャイでお待ちのお客様〜」なところを「アイスチャイご注文のルドヴィックさま〜」みたいな呼び方するのって、パリだけなのかしら。
・・・という疑問はさておき、こんなおいしいシステムなのだから一度はやってみたいことがずっとあった。だが流石に一人では恥ずかしくてできない。というわけで先日モソクが遊びに来た機を逃さずについに挑戦。
「ご注文はカフェラテですね。ではお名前を。」
「
モソクです。」
「はい、モソkさんですね。」
どう見ても「もっそ」です。
「k発音してたのに。どこいった」とはモソクの言。
さてさて、お次はわたくしの番ですよ。
「ご注文は本日のコーヒーショートですね。お名前は?」
「
シャントットです。」
「・・・シャトッコ?」
「いえ、
シャン・トッ・ト」
ち、ちがうんだ!!!!
この騙りにはちゃんと意味があってね、ほらだってさ、クピピとかハックルリンクルじゃあからさまに偽名だし「シャン云々」なら東南アジア系にありがちな名前で自然かなぁってあとフランス語にない発音をなるべく避けて聞き取りやすい子音の集合体をって
「コーヒーでお待ちのシャト子さま〜」
どう見ても日本人だったようです。
日本人女性を見たら「○○子」だと思え!の法則にばっちり当てはめられた模様 orz
そしてやはり「シャン」表記は「Chan」になってしまうのね。
チャントコ。