すんごい久しぶりにサラヒム・センチネルに寄ったら、
ナジャ社長に呼び止められました。
アサルトもまだ2回しか行ってないし、
そもそも真面目に傭兵やる気ないし、
私になんかに用ないと思ってたのに、何だろ?
相変わらずキゲンがいいんだか悪いんだかわからないナジャ社長から一方的に宣告されたお仕事。ノリ気じゃなかったんだけど・・・
「アルザダール遺跡群のことは、聞いたことあるだろう?」
あ、それ、なんか知ってる。
新しいエリアだよね?
「バフラウ段丘を暗碧海に向かって
北西に抜けた先にある洞窟から行けるんだけど、
今までそこから行けるってことはみんな知っていても、
不滅隊が守っていて誰も通してはくれなかったんだ。」
なるほどなるほど。
どーせ私にはまだ縁のないエリアだろうと思ってたけど、
行けるんならのぞいてみたい。
それに。
皇宮がらみのお仕事、て言われたらね。
ナジャ社長みたいに報酬が目当てじゃないけど、
この国の内情はやっぱ気になるわけで。
PT希望もひっこめて早速調査に向かってみたのでした。
「ここは『アルザダール文明遺跡群』へとつながる洞窟だ。
拝観料としてアトルガン白銀貨を1枚納めれば
遺跡内部の見学を許可しよう。」
はーい、それは聞いてきたよ!
早速1枚だけ握りしめてきた白銀貨を渡します。
「内部の地図が必要なら
アトルガン霊銀貨3枚で配布しているので
利用するといいだろう。」
それは聞いてないよ!!
ひでえや。
当然持ってきてません。ていうか持ってません。
突如として我々探検隊(1名)の行方に暗雲が立ちこめますが、
ここでひきさがらないのが水曜スペシャルです。
とりあえず入ろう!だめなら死ねばいいじゃん?!!
・・・と半ば自棄ぎみに突入してみると・・・
すげいきれい!!
すごい、うわちょっと、これ、すごい。
遺跡っていうから、ウガレピとか流砂洞みたいなの想像してた。
なるほど、それで「文明遺跡」なんだ。
現代よりも高い技術力をもって繁栄を極めていたというアルザダール朝。
素敵。すごい。素敵すぎる。
興奮しながらも緊張し、強化ばっちり&インスニで駆け回ります。
でも狭かった。
あと敵いなかった。
なんか、遺跡内のモンスター退治で呼ばれたはずなのになぁ・・・とちょっと拍子ぬけしながらたどり着いた一枚の扉。ふむ、この先に。なにかが待ってるのね。
どきどきしながら、そっと手を触れると・・・
海 底 展 望 室
うわ、だめだ。
ヤラレタ。
大好きなんだよなあ、ガラスの向こうに見える海の中って。
キラキラ光る赤い不思議な粒のむこうに、
小魚の群れる影。グロテスクで、どこか可愛い巨大な魚。
なんだかわからない建物のシルエットは、
むかし好きだった本の水の王様のお城みたい。
いくら見てても、飽きない。
ここ、神々の間を越えるスポットになるんじゃあないか。
・・・なんて思ってたら
Abda-Lurabda:あれれだもーん?
おねえさん、どうして遺跡にきてるだもーん?
Ghatsad:山猫二等兵バッジをつけているところを見ると、
山猫の傭兵だろう。
おやや、不滅隊と一緒にいるの、誰かと思ったら白門の人形工房の。
マゲタルとガルカコンビ(ノ´∀`*)
私のこと覚えててくれたのねー。
Ghatsad:お前のオートマトンは元気か?
あ、ごめん。ロッカー入れちゃった。
と言い出すのも気まずいので適当な笑顔で話を流してたら、遺跡についていろいろレクチャーしてくれたガルカのガッサドさん。
ここは、900年も前のアルザダール朝の遺跡であること。
水圧に耐える窓、謎の構造の柱、現役の転移装置が働く床。
いかにも「技師」らしい、未知の科学への敬慕と興奮が伝わってくるようで、ぼーっと話にひきこまれてしまった。
Ghatsad:さて・・・
つづきは工房に戻って話すとしようか。
Abda-Lurabda:ええー。もう帰るんだもん?
まだ、来たばかりだもん。
Ghatsad:タティーヤ1人に、
いつまでも店番をさせておくわけにもいかないだろう?
Abda-Lurabda:わかったもーん。・・・。
でも、またきっと連れてきてくれるもん?
Ghatsad:約束しよう。
リシュフィー、一足先にアブダルラブダを
アルザビに連れて帰ってはもらえないか?
Abda-Lurabda:?
ガッサドさんは、一緒に帰らないんだもん?
Ghatsad:ああ。
私はこの傭兵と少々話したいことがある・・・。
え、えええええ?!!!
Abda-Lurabda:ふーん。わかったもーん。
お先に、バイバイだもーん。
Ghatsad:さて、お前に折り入って話がある・・・
そ、そんな、ダメですっ
私にはジュゴワさんという人が
とか/panicしたけど別にそういう話じゃありませんでした。
ええ病気ですよ、どうせ。
ガッサドさんに聞かされたのは、ちょっと壮大な話。
「失われた力」「4つの魔笛」
その探索と、その先にあるであろう、なければならない「平和」。
・・・うん、おかしくはない。おかしくはないんだけど、
どうしてそれを、いきなり、よりによって、私に話すのかなぁ?
Ghatsad:ふっ・・・。
なぜ、名を知っているかが気になるのか?
驚くほどのことではない。
そもそも、山猫に依頼を出したのは私なのだ。
・・・・お前を指名してな。
へェ。
ちょっと、ほっとした。
こっそり握っていたエペの柄の手がゆるむ。
たいして戦績もない私への「指名」の仕事って、
おかしいと思ってたんだ。
アルタナ四国からの密命が、さっそく聖皇にバレたかなと。
ガッサドさんだったのか。なら安心、ひとまず。
・・・だよね?
や、ちょっとだけね。
「平和をもたらすことができるんだ!」って力説したときの、
サングラスの奥の目が。
気のせい、かもしれないけど。
・・・でも、そんなこと言ったら失礼だよな。
大丈夫、ガッサドさんは知らないけどきっといい人!
ガルカだし。
*
白門にもどって、人形工房に寄ってみました。
「町で会っても知らぬふりをしろ」とか言われちゃったから
ガッサドさんには話しかけないけどさ。
・・・うん、とくに怪しいところはないか。
「皇宮錬金術師」なのに何故か彫金エプロンなこと以外。
*
いちお仕事の報告、と思ってサラセンに行ったらなんかナジャ社長怒ってますよ。ああもう、この人苦手だなぁ。人の話はきかないわ、自分の考えはまったく説明しないわ、感情的だわ。上司に絶対したくないタイプだね。ちなみに理想の上司は院長かシャントット様。なにか矛盾してますか?
報酬はアトルガン黄金貨225枚だそーです。
でもなにやらお怒りで罰金徴収されるそーです。
ハイハイ、どーせ2、3枚しか残りませんってオチでしょう。
ナジャ社長のことだから1枚こっきりかもネ。
まぁいいや、予想はついたことだし。
・・・とお説教を聞き流していると
「・・・報告遅延罪!罰金アトルガン黄金貨11枚!」
「・・・社命放棄罪!罰金アトルガン黄金貨7枚!」
「・・・社歌忘却罪!罰金アトルガン黄金貨3枚!」
「・・・報酬隠匿罪!罰金アトルガン黄金貨6枚!」
「・・・社長不敬罪!罰金アトルガン黄金貨9枚!」
「・・・社長侮辱罪!罰金アトルガン黄金貨15枚!」
「・・・というわけで
差し引きしめてアトルガン黄金貨225枚!
フフン♪よかったネェ。マイナスにならなくて?」
ゼロかYO?!!! ていうか計算ちがうし?!!!
すいません、私がまちがってました orz
*
長々と書きましたが要するにアブダルラブダ萌えってことです。
あとアフマウ&アウゼンコンビが私の中でまさかの大ブレイク中。